【初心者必見】相見積りで植木屋を選ぶときの決め手は?

はじめての植木屋選びはわからないことだらけ。「どこの業者がいいのか?」「何を基準に決めたらいいのか?」最近ではどこの業者も1本から庭木のお手入れをしてくれるところが多く、何を決め手に植木屋を選べばいいのか悩んでいる方も多いはず。このページでは、相見積りで植木屋を選ぶときの決め手をご紹介します。

候補にあげる植木屋を選ぶ際の5つの注意点

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1、木を1本ずつ見積ってくれる植木屋か

 冒頭にて「1本から庭木のお手入れをしてくれるところが多く」と記載しましたが、それでも未だにお庭「一式」で見積もる植木屋も0ではありません。

 見積りの際に感じのいい植木屋さんだと思っていても、お庭一式で〇〇,〇〇〇円のように内訳が不透明な見積り書を出されては不安が残ります。

 まずは見積りを依頼する前に、1本ずつ明朗会計してくれる植木屋か確認しましょう。見積書は手書きのものではなく機械印刷のものであれば、正確な見積り金額をデータとして残すことができるので、後々金額を変更される心配もなく、見積書を紛失してしまった際にも再発行してもらえるため安心です。


2、作業保証がある植木屋か

 植木屋に作業をしてもらった後「あれ?なんだか自分が思っていた出来上がりじゃないし、もう少し切ってほしかった…」なんてことがないとも言い切れません。

  どんな小さなことでも相談しやすい窓口や納得いくまで何度でも切り直しができる作業保証書がある植木屋かどうか、事前に確認しておきましょう。

 作業保証書はオプション別料金ではなく、すべての作業にアフターサービスとして組み込まれている植木屋が好ましいです。


3、気遣い無用の植木屋か

 お茶や軽食の準備が必要と思われがちな植木屋業界ですが、最近では気軽に依頼をしてもらうために「お茶・お食事無用です」とホームページなどにあらかじめ記載している植木屋が多くなっています。

 このタイプの植木屋は、はじめから気を遣っておもてなしを準備する必要がないため非常に気が楽です。また、トイレの使用についても明記してあるか確認をしましょう。

  新型コロナウイルスの感染予防や自宅のセキュリティ面を考慮して、作業時間に関わらず自宅のトイレを使わない植木屋が好ましいです。


 4、敷地内でタバコを吸わない植木屋か 

 「植木屋が作業を終えて帰った後にお庭を見て回っていたら、たばこの吸い殻が落ちていた」そんなケースが少なからずあるそうです。

 ゴミが落ちているだけでも不快に感じますが、火災の原因になりかねないたばこを敷地内で吸う植木屋はもってのほか。

 ホームページに敷地内でタバコを吸いませんと明記してある植木屋もありますが、不安があれば見積りの際にあらかじめ確認をしておきましょう。


 5、プライバシーマークを取得している植木屋か 

 自宅の住所を入力して実際に訪問してもらうわけですから、個人情報がしっかり保護されるのか不安な方もいるのではないでしょうか。

 最近ではプライバシーマーク制度という、企業や団体(事業者)などの個人情報保護の体制や運用の状況が適切であることを、消費者に“プライバシーマーク”というロゴマークを用いてわかりやすく示す制度があります。

  このマークがついている会社は「個人情報」を適切に取り扱える体制が整っていると考えてよいでしょう。

相見積りをしたい植木屋を選んだら

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1、まずは数社の植木屋に見積り申込みをしよう

 数ある植木屋のなかから「これだ!」と思う植木屋を何社か選んだら、さっそく見積り申込みをしましょう。 樹木の種類やおおよその高さがわかる場合は、詳細を伝えられるとスムーズに話が進みます。

 もちろん「お庭をきれいにしたけれど、どこから手を付けたらいいかわからない」くらいのざっくりとした相談であっても、経験を積んだプロの植木屋であれば問題なく対応してくれます。

2、植木屋のコールセンター対応も基準にしよう

 実際にお手入れをするのは職人ですが、最初に受付をしてくれるのはコールセンターも大切です。 要望や相談を親切丁寧に聞いてくれるコールセンターを持つ会社は、万が一があった場合の対応も丁寧であることが多く、更なるサービス向上に励んでいます。

 もし、依頼を考えている業者がコールセンターを持たない個人の植木屋の場合は、念のため作業保証の有無をしっかりと確認しておきましょう。

3、植木屋にちょっとした植木の悩みを相談してみよう

 植木屋は日々の作業で、依頼主からお庭について相談されることもしばしば。「普段の手入れ方法」や「樹木の背を伸ばさない方法」など気になることを質問してみましょう。

 長く付き合う可能性も考慮し、丁寧に相談に乗ってくれる植木屋を選びたいですね。おすすめの剪定道具を聞いてみるのも面白いかもしれません。

4、見積り内容が明確な植木屋か確認しよう

 「候補にあげる植木屋を選ぶ際の5つの注意点」でも記載しましたが、見積書の内訳が明確かどうかその場でしっかり確認をしましょう。後々ほかの植木屋と比較する際に不安が残らないよう、少しでも気になる箇所があれば質問しておくのが大切です。

 また、手書きの見積書より印刷された見積り書の方が確実にデータが残っているため金額が変更になることもなくより安心です。

相見積りの話は植木屋にしていいの?

 「他の植木屋と相見積りをしている話はしていいの?」…これ、気になりますよね。

 結論から言うと、相見積りについては植木屋に正直に伝えて問題ありません。もし相見積りと伝えて態度が悪くなるような植木屋がいたら、今後トラブルになる可能性を考慮し、作業依頼の候補から外してしまいましょう。

 また、最近は1本1本の作業価格が決まっているため、相見積りをされているからと特別に値引きをしてくれる業者は少なくなりました。しかしながら植木屋の相見積りは「安くしてもらうため」ではなく、あくまで「自分にあった植木屋を選ぶ」作業なので、見積りに来てもらう前に自分の中で譲れない条件をいくつか考えておくとよいでしょう。

目的によって違う植木屋選びの決め手

 先ほどの項目で「自分に合った植木屋を選ぶ」と記載しましたが、植木屋選びのポイントは「今後も使う可能性があるか」です。

 例えば、台風で倒れた樹木の伐採のように、急を要する特別な依頼であれば1度きりの依頼で安く済ませるケースが多くあります。

 ですが定期的なお手入れを考えている人の中には、少し価格が高いけれど信頼できる植木屋を選ぶ方がいいという人が意外と多いのです。

 植木屋を選ぶ基準は人それぞれ。はじめての見積りの際には実際に職人と話した印象も決め手の1つと考えてよいでしょう。

まとめ

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いかがでしたか?はじめて植木屋を頼む際には、実際に見積りをしてもらい比較した方が安心できます。

 どんなにきれいにお手入れをしても生きている樹木はまた枝や葉を伸ばします。長い付き合いになることも考えながら、自分に合った植木屋を見つけることが相見積りの秘訣です。

【参考】:はじめての「植木屋革命」

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