初めて庭木の剪定を頼もうとしている方、そもそも植木屋の相場っていくらぐらいなのか、と悩まれる方も多いと思います。
こちらのページでは剪定を含めたお庭のお手入れにかかる料金の相場をご案内します。
最近では主流になっている1本いくら、という料金体系ですが
大まかに低木(3m未満)だと2,500~5,000円が料金の相場です。
【剪定の料金相場】※1本価格の場合
低木(高さ0~3m未満):2,500~5,000円
中木(高さ3~5m未満):6,000~15,000円
高木(高さ5~7m未満):16,000~25,000円
※それ以上の高さ(7m以上)になると見積してからの価格提示となることが多いです
【生垣の剪定の料金相場】(幅1mあたり)
高さ2m未満:2,000~4,000円
※2m以上は見積してからの価格提示となることが多いです
ただしマツやマキなど、技術と時間を要する特殊な樹種に関しては、別途見積りとなることが多いようです。
また昔ながらの植木屋さんでは、日当制(1人1日いくら)での価格設定をしているところもあります。
日当の場合は15,000~30,000円が相場ですが、地域によって料金に幅があることが多いです。
日当制は作業日数を確認しないと、高くなることがあるので見積時に必ず確認をするようにしましょう。
【参考】
7mを超える大木は、価格提示の多くは、重機(高所作業車など)を使ったり、交通誘導などが必要になる場合もあります。
木の状態(枯れている、大きく張り出しているetc)も含め、価格に大きな変動がでるため、価格設定をしていないことが多いです。
剪定費用とは別に確認しておきたいのがゴミ処分代。
ゴミ処分の相場は45Lのゴミ袋で500円前後が相場です。
だいたい全体の30%くらいがごみ処分代になることが多いですが
季節や樹種によって変わってきますので見積もりで確認しましょう。
「ゴミ処分は自分でするから」という方もいますがこれはおススメしません。
剪定枝でケガをしたり、葉についていた害虫に刺されることもあります。
また剪定の規模にもよりますが、剪定枝は想像以上に大量になるため、袋詰めは思った以上に重労働です。
(実は植木屋の仕事は剪定よりもゴミの片付けが一番大変だったりします)
処分場までの運搬もトラックをお持ちなら詰め込めばいいのですが、乗用車だと確実に車が汚れますし、積載量を考えると何往復もしなければなりません。
少しでも安く、とお考えなら落葉樹は休眠期(12~3月)の剪定がよいでしょう。
葉がないので枝の処分で済みますし、樹形も整えやすく、春には葉が適度に茂るので手入れも少なくて済みます。
手の届かない樹木はプロにお任せし、比較的低い木は自分で手入れすれば安くできます。
相場より安い植木屋に頼んでトラブルになることもあります。
(実際、安い植木屋に依頼し、花が咲かなくなった、実がならない、枯れた、といった内容で当社に問い合わせいただくお客様もいらっしゃいます)
また安いからと見積りを頼んだら「最低受注金額」を設けており、結局想定していなかった庭木まで頼むことになり、かえって高額になった、ということもあります。
トラブル防止のためにも実績のある植木屋に頼むようにしましょう。
多少面倒と感じても、最近は見積りも無料のところが多いので、最低2社は相見積もりをお願いするといいでしょう。
価格だけではなく、
なども選ぶときのポイントとなります。
いかがでしたでしょうか?
はじめて植木屋に頼むときはとくに料金で悩まれると思います。少しでも参考になりましたでしょうか。
長い付き合いになる可能性を考えて、後悔のないよう、よく調べて依頼しましょう。