せいかつ緑化計画【クリスマスを彩る「シクラメン」「ポインセチア」】

ポインセチアとシクラメン

冬の室内を彩る「シクラメン」と「ポインセチア」。ひと冬限りで枯らしてしまうのはもったいないですね。せっかくなら長く楽しめるよう、少しの手間をかけて育ててみてはいかがしょうか?

シクラメンを次の冬にも楽しむポイント

近年、種類も増えた「シクラメン」は、じつは球根植物。最低気温が5度くらいになってきたら室内の日当たりのよい場所で育成すると、花が長持ちします。

シクラメン

枯れた花は、花茎の根元から手で摘み取りましょう。花がら摘みをこまめにすることで長く花期を楽しめます。葉が大きく成長して、なかの小さなつぼみに日が当たりにくくなってきたら、咲く前に枯れてしまわないよう中心の葉を外側に引っ張りスペースを作りましょう。1週間に一度くらい鉢の向きを変えて、すみずみまで日光が届くようにしてあげると元気に成育します。

5月以降は戸外に出し、風通しのいい日陰で育て、水と肥料は控えめにします。暑さで葉が黄色くなっても辛抱し管理をすると、涼しくなるころに新芽が成育してきます。

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ポインセチアを次の冬にも楽しむポイント

赤と緑のコントラストがいかにもクリスマスをイメージさせる「ポインセチア」。冬越えするのは難しい植物ですが、しっかりとお手入れすれば毎年楽しむことができます。

冬のイメージが強いですが、熱帯生まれのポインセチアは寒さが苦手。気温が5度以下になると枯れてしまいますので気を付けて管理しましょう。直射日光や猛暑にも弱いため、夏は半日陰で30度以上にならないように風通しのいいところに置くのが理想的です。ただし、エアコンの風を当てるのはNG。乾燥のし過ぎにも弱いため、土が乾いていないかこまめに確認し、やりすぎない程度に水を与えます。また、物が葉に当たると、そこから葉枯がはじまってしまうこともあります、カーテンや壁にあたらないような場所に置くのがおすすめです。

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遮光をせずに、1年間室内で育てた「ポインセチア」

 

ポインセチアは日が差す時間が短くなると葉を赤くします。次のシーズンも赤い葉を楽しみたいときは、蛍光灯や街灯でも昼と勘違いしてしまうので、8月頃から2カ月以上の期間、夕方5時~朝9時まではダンボールなどで覆い、光を遮断するようにします。継ぎ目はガムテープでしっかりと塞ぎ、光が絶対に入らないようにしましょう。植物も生きているので手をかけたぶん、美しい姿を見せてくれます。冬に向けて赤く色付くように、楽しみながらお手入れできると素敵ですね。

 

鉢植えの植替えやお手入れは、クイック・ガーデニングでもご相談承ります。お気軽にお問い合わせください。

 

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