せいかつ緑化計画【花・香・実を楽しめる「梅」】

梅の花

古くから日本人に愛されている「梅(ウメ)」。1月~3月には、甘い芳香とともに美しい花を楽しめます。また、6月に付ける実は、日本の食卓には欠かせない梅干しをはじめ、梅酒や梅ジャムなどに加工され、身近な食材としても親しまれています。

梅の剪定時期は年3回

梅は放任すると、徒長枝(とちょうし:太い枝や幹から、上方向に真っ直ぐに伸びる枝)が勢いよく伸びて、樹形を乱します。また、枝葉が込み合うと、樹幹への日当たりや風通しが悪くなることで、病害虫が発生しやすくなり、樹勢の衰えや、実付きに影響がでることもあるため、定期的な剪定(せんてい)が欠かせません。

梅の剪定適期は年3回、落葉期の12月~1月、花後3月~4月初旬、実の収穫後7月初旬頃になります。それぞれ時期により、剪定する目的が異なりますので、違いを知って適切なお手入れをしましょう。

12月~1月:樹形を整える剪定は落葉期に

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落葉樹の剪定は、基本的に木の休眠期にあたる冬期(厳冬期を除く)に行います。梅も落葉樹なので、樹高や樹冠の幅の管理など、枝を切り戻す強めの剪定は、木へのダメージが少ない休眠期にしましょう。

また、この時期は葉が落ちているので、剪定する際に枝ぶりがわかりやすく、樹形を整えやすいというメリットもあります。 花芽は短い枝に付きやすいので、剪定するときは短い枝を残すように切ると、翌年の花付きへの影響を最小限に抑えることができます。

3月~4月初旬:新梢の発生を促す花後すぐの剪定

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花を楽しんだ後は、次に花芽が付かない枝を見分けたうえで樹形を整え、新梢の発生を促す剪定をします。梅は前年に伸びた短枝(その年伸びた枝の基部付近から出る、成長の少ない枝)、中枝(短枝と徒長枝の中間の枝)に花芽を付けます。徒長枝には花芽が付きませんが、徒長枝の先をごく軽く切り詰めるように剪定するこで、花芽を付ける短枝の新梢を促すことが期待できます。

ただ、この時期はまだ花芽が分化していないので、初心者には剪定する枝の見極めが難しいです。そのため、剪定するときは、あくまで軽い剪定にとどめて切りすぎないようにすることが大切です。

7月初旬:実の収穫後にもしっかりお手入れを

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植物の成長期である新緑の季節には、さらに徒長枝が伸び、実を収穫する6月初旬~中旬頃には、枝葉がとても込み合います。 実の収穫が終わったら、徒長枝の大きくとび出た部分や交差枝を剪定しておくことで、美しい樹形を保つことができます。また、剪定で木の内部や幹への風通しや日当たりがよくなることで、病害虫の予防にもなります。

剪定するときは、枝分かれしている部分(節)のすぐ上で切るようにすると、樹形がバランスよくまとまりやすいです。

適切なお手入れ方法や時期を知って、美しく香り高い花と実を楽しむことができる梅の木を大切に育てましょう。

 

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