「ギンバイカ(銀梅花)」花と香りが魅力的な低木

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5月~6月に白く可愛らしい花を咲かる「ギンバイカ(銀梅花)」。細く長い雄しべが特徴的な花を咲かせます。常緑低木で生垣に最適なギンバイカをご紹介します。

ギンバイカの特徴

乾燥や暑さに強く、病害虫も少ない丈夫な樹木です。葉が密生し刈込にも耐えられるので生垣にも向き、トピアリー(動物や円錐などの形に整姿した木)にすることも可能です。

ハーブとしても利用され、葉を揉むと甘い香りを放ちます。「マートル」といハーブ名でも親しまれる庭木です。
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秋~冬にはオリーブに似た黒い実を付けます。食べることもできますが苦みを伴います。野鳥がその実を食べに集まる誘鳥木(ゆうちょうぼく)です。

主に地中海沿岸を原産地とするギンバイカは、「祝いの木」という別名を持っています。ギリシャ女神の聖木とされ、聖書のなかでも「喜び」「平和の象徴」として登場します。海外では結婚式の花飾りとして使われることもある縁起のよい木です。

ギンバイカのお手入れ方法

ギンバイカは猛暑期と厳冬期を除けば剪定可能です。しかし、花を楽しむための剪定適期は花が咲き終わった直後6月~7月となります。夏には翌年の花芽をつくりはじめるので、花を楽しみたい方は剪定時期に気を付けましょう。
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ギンバイカは、半日陰でも育ちますが、日当たりが悪い場所では花付きが悪くなることがあります。また植替えを嫌います。植替えを嫌う植物は、植替えで枯れてしまうことがあります。どうしても植替える場合は、慎重に行う必要があります。

植木鉢の場合は、成長するスペースに限りがあるため、植替えの必要があります。その場合は、ひとまわり大きな植木鉢に根を崩さずに植替えましょう。

寒さにはあまり強くないので、寒さが厳しい地域では葉が痛んだり、枯れたりすることがあります。ウッドチップなどを根元に敷くと寒さ対策になります。葉が枯れても株が生きていれば、春に新芽が出てきます。

ギンバイカ成育グラフ

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