植木カットデザイナーの知恵袋【お庭のプロから学ぶ“庭掃除のコツ”】

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スッキリ整えた庭木をより引き立たせるには、お手入れ後の掃除が肝心。
庭掃除のプロでもあるカットデザイナー(庭師)が庭をきれいに仕上げるコツをお伝えします。

 

「澤地流」 庭掃除のコツ

はじめに庭全体を見てエリア分けし、最後に掃除をする場所を決めておくこと。それから各エリアの掃除をする順序を決めます。雑草やゴミなど汚れが気になる場所があっても、順序立てて進めることで、早くきれいに仕上がります。

おすすめの道具は「ブロワー」と呼ばれる送風機。
あらかじめ大きなゴミを集めておけば、細かいゴミをブロワーでいっきに集められるので、ほうきよりも早くて効果的。

さらに綺麗に仕上げるためには、見落としがちな木の根元や塀の隙間のゴミをしっかりと吐き出すこと。その際「手ぼうき」という小さなほうきを使います。私は竹製のものを愛用。枯れ葉やゴミが竹の繊維に絡んで取りやすく、砂利の隙間などもきれいになります。

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庭掃除の豆知識

庭掃除の豆知識
■側溝には掃除前にブルーシートなどをかぶせてゴミが入らないようにする
■使用していない鉢植えやバケツは片付ける。もしくは、まとめて水が溜まらないように伏せて置く。見た目が悪くなるだけでなく害虫の住処になるため
■雨上がりの濡れた地面には竹ぼうきが重宝。力を入れずに地面に対して斜め45度の角度でトントンと軽くなでながらかき集めるのがコツ
■ちり取りは、できるだけ大きいものが便利。ゴミ袋を直接取り付けられ るタイプはひと手間省ける

油断は禁物

庭掃除をするときは、服装に気を付けることが大切。長袖、長 ズボン、手袋、帽子などで、できるだけ素肌を出さないこと。それが怪我や害虫被害を防ぎます。白、黄、黒などの色や香水は、蜂が寄ってくるので避けましょう。

カットデザイナーのなかには、植物や道具で傷つけたり、ズボンの裾をひっかけないようにするため、すねに巻く脚絆(きゃくはん)を着用する人もいます。

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