備えて安心!庭木の積雪対策

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地球規模で自然環境が変化している近年。猛暑や寒波、大雨、強風など、家庭でも自然災害への備えが必要です。お庭のお手入れも例外ではありません。

今回は、冬季に備える、庭木の積雪対策をご紹介します。

雪の重みによる枝折れに注意

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積雪が庭木に与える被害で多いのが、雪の重みによる「枝折れ」と「傾き」です。

枝折れすると、せっかくの枝ぶり・樹形が崩れてしまいます。また、折れた部分をそのままにしておくと、細菌感染を起こして病気になったり、枯れてしまったりすることがあります。

豪雪地帯では、樹木を風雪の害から守る「雪囲い」や、雪の重みで枝が折れないように縄で枝をつり上げる「雪吊り」といった対策がされますが、ふだんあまり積雪が見られない地域では、雪害対策が十分でないことが多いです。しかし、比較的暖かい地域で降る雪ほど、水分を含んだ重たいボタ雪になることが多いことから、豪雪地帯でなくとも庭木に雪害対策をしておくことは大切です。

降雪後に気を付けたいこと

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まずは、折れてしまった枝がないか、傾いている木がないかなど、お庭全体を確認しましょう。

折れてしまった枝は危険なだけでなく、傷口から雑菌が入る恐れがありますので、安全な形状に剪定し、傷口が大きいときには剪定後、癒合剤を塗布します。

雪の重みで傾いてしまった木は、そのままにしておくと枝や幹の変形を起こし、倒木の恐れもあります。とくに、お隣との境界や通路沿いなどに植えられた木は、放置しておくと危険です。傾いてしまったときには、なるべく早急に支柱やロープで支え、植え直しをしましょう。

また、残念ながら植え直しが難しいときには、根元から伐採し安全な状態にすることをおすすめします。

日ごろの備えが大切

上記のような緊急事態に陥る前に、やはり予防するのが一番です。枝葉が茂りすぎていると、降雪時、枝に大きな負担がかかるので、剪定(せんてい)をして、伸びすぎた枝葉を切り整えておくことが大切です。高さのある木は樹高を抑えるよう剪定することや、透かし剪定(枝数を減らし、木全体の日当りや風通しをよくする剪定)で、木にかかる負荷を少なくしておくことも有効です。

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落葉樹や針葉樹は12月~3月に剪定の適期を迎えます。冬期は気温が下がり、樹木が葉を落とすことで休眠状態になるため、木に与えるダメージを最小限に剪定することができます。積雪対策も兼ねて、冬の初めに剪定をしておくと安心です。

突然の降雪予報に慌てることがないよう、ふだんから定期的に剪定をして、大切な庭木を守りましょう。


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